アーキトイ アルミバンドレスたてといシリーズ
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▲美しいアルミニウムは素地のままでも美しい金属ですが、陽極酸化皮膜処理(アルマイト処理)などさまざまな表面処理を施すことによってより美しくなり、また表面を硬くしたり、防食効果を高めたりすることができます。陽極酸化皮膜処理の際に自然発色や電解着色などによってアルミニウムに多彩な色をつけることが可能であり、建築外装などデザイン性が強く求められる分野に最適の材料です。▲毒性がないアルミニウムは、無害・無臭・無公害で衛生的。万一なんらかの化学作用で金属が溶出したり化合物をつくったとしても、重金属のように人体を害したり土壌をいためたりしません。この特長を生かして、食品や医薬品の包装、飲料缶、医療機器および家庭用器物などで広く使用されています。▲再生しやすいアルミニウムは、他の金属と比べると腐食しにくく、融点が低いため、使用後のアルミ製品を溶かして、簡単に再生することができます。しかも二次地金(再生地金)をつくるのに必要なエネルギーは新地金をつくる場合と比べてわずか3%ですむといわれています。8■見た目にも美しい直線ラインは、それ自体がデザイン上の ポイントとして成立します。■循環型社会形成推進基本法に準じ、安全・安心な外装材として 採用いただけます。デザイン性を損なわないために、金属のバンドを表面に出さないバンドレスを採用。1本の直線としてたてといを納められ、外観デザインをより引き立たせます。また、アルミニウム独特のつややかな素材感は外観デザインに馴染みやすく、従来は隠す工夫がされていた雨といを「意匠材」として積極的に活用できます。また品質的にも、新地金をほとんど変わらないものが製造できるため、たいへん経済的な材料だといえます。とくに飲料缶では、空き缶を回収し再資源化しようというリサイクル運動が全国各地で行われており、省資源・省エネルギーを果たすとともに、地球環境保護の推進にも大きな役割を担っています。このことは、今後ますます増加するアルミ需要に対する安定供給の大きな助けになります。設計・施工メリット設計・施工メリット建築意匠に優れている循環型社会を目指してアルミの特長景観性リサイクル性

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